テレビを壁掛けにする

8年くらい前から我が家にはテレビがありませんでした。テレビ番組より、amazonプライムとかUNEXTで映画や海外ドラマを視聴することが多かったことと、インテリア的にもテレビによって色々制約事項(置き場所確保・配線処理・見栄え)ができるのがいやでテレビは家に置いていませんでした。といってもテレビを全く見ないわけではなく、4年度ほど前にプロジェクターを購入してからはブルーレイレコーダーに接続して、みたい番組があればちょこちょことみてはいたのです。

コロナ禍以前は朝出勤して仕事して夜遅く帰ってくるという生活でしたし、休日も用事や遊びで昼間は外出していたので映画やドラマを見るのは夜間が多かったです。それが、コロナ禍以降は仕事はほぼ在宅となり、フレックスというありがたい制度のおかげで休日に済ませていた細々した用事が平日に済ませられることが多くなり、元々出無精でもあった筆者は休日の外出がぐんと減りました。(友人も少ないのでわざわざ遊びの予定も入れません)

この状況下で初めて、昼間に映画やドラマを見ると、プロジェクターだと楽しさが5〜8割減だということに気づいたのです。あたり前ですが、明るい部屋では映像が薄い。

筆者の部屋は大変日当たりが良く、カーテンは遮光仕様ではないため昼間はどうやっても暗くなりません。使用しているプロジェクターはEPSONのホームプロジェクターなので性能はいいと思っているのですが、やはり明るい場所では限界があります。ちなみに夜の映像は最高です!

時間があるのに見たい映画やドラマが観れないなんて・・・・・。

いや、観れることは観れるんですよね。楽しくないだけで。

悶々と考え続けること約3年。

目次

プロジェクターに求めたものは

プロジェクターでの映像視聴について他にもストレスなのは、我が家の設置方法。我が家のリビングは狭小であるためなるべく家具を置かないようにしている関係で、プロジェクターは据え置きにせず使用時にいちいちセッティングするシステム。

お察しの通り毎度片付けるはずもなく、リビングの真ん中に常に出しっぱなし状態です。

こんな感じ。真ん中にどーん。ケーブルも邪魔。

家には一人なので誰も迷惑していませんが景色が良くないですね。これも地味にストレスでありました。

そもそも筆者がプロジェクターに求めたものは何だったのか、整理してみます。

  • リビングに家具(テレビ台)が増えない
  • リビング壁面の余白
  • 大きく美しい映像

もっと言えば床になるべく物を置きたくない、ということが大きかったように思います。しかし現状は記載の通りで床にしっかり物が置かれています。

改めてテレビについて考える

結局、昼でも夜でも綺麗に映像が観れるのはテレビ、という当たり前のことがやっと理解できたのですが、別に今のままでも致命的に困ることはありませんでした。昼間に映画やドラマが見れなくても時間を潰す方法はいくらでもありますから。ただ、テレビのことが気になりはじめ、外出のついでに今まで一顧だにしなかった家電量販店のテレビコーナーにちょくちょく足を運ぶようにはなりました。

最近はすごい進化ですね。テレビがすごく大型化していて映像も綺麗で驚きました。中でも有機ELってすごく映像が綺麗でディスプレイも極薄なのだな〜とぼんやり印象に残りました。

そうこうしながら3年くらい、たまに思い出したように考えていたテレビ問題ですが、ここにきてプロジェクターのランプ寿命も気になり始めました。ランプを買い替えてまで今の状態を維持したいかというと気持ちは明確に「NO」でしたので、テレビを買う前提でその設置方法について検討をはじめました。

当初考えていたのは、テレビスタンド【WALL anataIRO】です。

anatairo 画像お借りしました

掛けられるテレビサイズは45インチまでということで我が家の狭小リビングにはちょうど良い大きさですし、テレビ台より床面積も小さいですし、なんといってもスタイリッシュです。地震対策もされているということで女性一人暮らしには喜ばしい商品です。

早速、家電量販店で実物展示をみてみました。

アレ?意外と大きくない?

初めてみた時の感想です。やはり、この形状で45インチのテレビを支え、震度7の地震に耐えうるには床設置面の広さは必要なのでしょうね。

その日からテレビスタンド案は急速に失走し、そのまましばらくテレビ問題は筆者の中で凍結されました。

雪解けは、唐突にやってきました。いつものようにプロジェクターでドラマを見ていたある日、突然、「テレビ、壁掛けにすればいいのでは」と思ったのです。テレビ壁掛けについては家具の配置換えができないことが大きなデメリットに感じられたため選択肢にありませんでした。

しかし、よく考えてみると、今の家でプロジェクターを写している場所はほぼ固定です。家具配置も色々試した結果、ほぼ固まったと思えます。

だったらここ(壁)に、テレビ掛けたらいいんじゃない?

テレビを買って壁にかけることにした

というわけで、むくむくとテレビ壁掛け計画が浮上したのです。

まずは我が家の壁に、壁掛け設置が可能か、を確認しました。我が家は分譲マンションですので管理規約を確認しました。今回壁掛けをしようとしている壁は住居内間仕切壁ですので穴あけの禁止はされていませんが、下地が入っていないので強度面が課題です。こちらは工事業者に確認しなければいけません。

続いてテレビ選びです。我が家のブルーレイレコーダーがSONY製であることからテレビを購入するならなんとなくSONYと決めていました。4K液晶テレビの43インチでいいかな、と緩く決めていたのですが、家電量販店で色々見比べているうちに、壁掛けにするのなら有機ELにした方がいいのでは?という気持ちが湧き上がってきてしまったのです。映像の美しさや音の良さを体感してしまうと、液晶テレビへの興味が失われてしまいました。もちろんお値段は倍近く跳ね上がりますが、映画や海外ドラマ中心に映像視聴をするのならば黒が美しく音も良い有機ELに軍配が上がります。さらに壁掛けをするのであればディスプレイの薄い有機EL一択に思えてきたのでした。

そこから有機ELテレビの購入者レビューやメリットデメリットを調べつくし、我が家の壁に設置可能かどうか工事下見をしてもらった結果「設置可能」ということで、購入と壁掛け工事の予約に至ります。

壁掛けテレビ設置と、使い心地はまた別の記事でご紹介します。

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